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キャンプ場での揚げ物は危険なの!? 安全においしく調理するための注意ポイント

キャンプ飯

”キャンプ場での揚げ物は危険なのか?”
この疑問を解消するため、今回はキャンプ場での揚げ物の危険性と安全においしく調理するための注意点について解説します。

キャンプといえば、のんびりと自然の中で食事を楽しむことが醍醐味の一つです。
しかしながら、キャンプ場では家庭のキッチンのような調理設備が整っているわけではありません。
特に揚げ物は高温の油を用いる調理法のため、一般的にはキャンプ場での調理は危険だと考えられがちです。

では、本当にキャンプ場での揚げ物は絶対に危険なのでしょうか?
もしかすると、適切な対策を取ることである程度の安全性は担保できるのかもしれません。
本記事では、キャンプ場での揚げ物の危険性と、できる限り安全においしく揚げ物を楽しむためのポイントを詳しく解説します。
キャンプ中に揚げ物を楽しみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の内容

  • キャンプ場での揚げ物の危険性(油の過熱、火災のリスク)
  • キャンプ場で揚げ物をする際の注意点(風通し、調理器具の選び方等)
  • 安全に揚げ物を楽しむためのコツ(油の量や温度管理等)
  • キャンプに適した揚げ物のレシピ例
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キャンプで揚げ物をする際の危険性と注意点

  • キャンプ場での揚げ物はダメ?
  • キャンプ場の揚げ物NGポイント
  • アルミ鍋での揚げ物は要注意
  • 揚げものに蓋をするのはNG?
  • スキレットで揚げ物をするのって危険?
  • 揚げ物をする際の道具の選び方
  • キャンプにぴったりの揚げ物鍋選び

キャンプ場での揚げ物はダメ?

キャンプ場では台所のように排気設備がない密閉空間で調理を行うため油煙や蒸気が充満しやすくなります

特に揚げ物は180度以上の高温の油を使用するため、調理ミスや油の過熱が引火の危険性を高めます。

ただし、次の点に注意すれば比較的安全に揚げ物を楽しむことができます。

注意点

  • ガスコンロやキャンプストーブなど、火力調節がしやすい調理器具を使用する。
  • 風通しの良い場所でテントなどの中ではなく野外で調理を行う。
  • 少量の油を使用し、過熱に注意する。
  • 消火器や防炎シートなどを用意しておく。

適切な対策を取れば、ある程度の安全性は担保できるため、絶対にダメとは言い切れません。

キャンプ場の揚げ物NGポイント

キャンプ場での揚げ物が危険とされるNGポイントは以下の3つです。

状況 注意点
焚き火の使用 薪の量が調整しづらく、油温の管理が困難。
テント内での調理 排気不足による油煙の充満と引火のリスクが高い。
強風時の野外調理 突風により火力が不安定化し、油温の管理が困難。

このような条件下での揚げ物は火災が発生しやすいため、基本的には避けるべきだと言えます。
風の少ない日を選び、ガスコンロと野外調理を選択するのが無難です。

アルミ鍋での揚げ物は要注意

アルミ鍋はステンレス鍋と比較すると、熱伝導率が約2倍と高い特徴があります。
そのため油温の上昇が早く、温度管理が難しくなる傾向があります。

具体的には、同じ火力で加熱した場合、アルミ鍋の方がステンレス鍋と比べて最大20°C程度油温が高くなるとされています。

鍋の厚さもアルミの方が薄く、熱の伝わりやすさが災いして過熱による発火のリスクが高まります。
アルミ鍋使用時は火力の調整に十分注意が必要です。

揚げものに蓋をするのはNG?

揚げ物調理時に蓋をすることは危険です。
蓋をすることで揚げもの表面の水分が蒸発しにくくなるため、内部の温度が高くなります。

特にキャンプ場の場合、風によって火力が不安定になりがちなため、蓋をしたまま放置すると油温の急上昇を招き引火のリスクが極めて高くなります。

代替策として、蓋の代わりに網を使用することを推奨します。
網なら通気性が高く、蒸気の発生を防ぐ効果が期待できます。

スキレットで揚げ物をするのって危険?


スキレットを使った揚げ物には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
・油の量を少なくて済むため経済的。 ・深さが浅いため、温度管理が難しい。
・コンパクトで扱いやすく、キャンプなどのアウトドア活動に適している。 ・キャンプ場のような屋外では風の影響で油温が不安定になりやすい。
・薄切りの食材を少量ずつ揚げるのに適している。 ・過熱しやすく、注意深い管理が必要。
  ・油飛散のリスクがあり、わずかながらでも引火の危険がある。

油の量を抑えられるエコな点や扱いやすさなどがメリットですが、温度管理の難しさや油の飛散リスクなど注意すべき点もあります。
上手に活用することでスキレットは便利なアイテムとなりますが、安全面にも配慮が必要不可欠です。

揚げ物をする際の道具の選び方

キャンプで揚げ物をする際に必要な道具と注意点は以下の通りです。

必需品 目的・特徴
ガスコンロ 火力調節がしやすく、風の影響も受けにくい。
深めの鍋 油温の変動が少なく、過熱を防ぐのに適している。
温度計 油温を常時モニタリングでき、過熱を防止できる。
消火器 火災時の初期消火に必須。粉末タイプがおすすめ。

温度管理に必要なアイテムを揃え、火の取り扱いにも細心の注意が必要です。

キャンプにぴったりの揚げ物鍋選び

キャンプでの揚げ物に適した鍋とその特徴は以下の通りです。

調理器具 特徴
メスティン コンパクトで軽量なため持ち運びに便利。小分け調理向き。
ダッチオーブン 大量調理も可能。蓋をすれば蒸し焼きにもなる。
フライパン 少量調理向きだが深さがないため油温に注意。

メスティンやダッチオーブンなら安定した調理ができるため、初心者にもおすすめです。人数やギアの重量などに合わせて選ぶとよいでしょう。

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キャンプでの揚げ物は危険!?安全な調理方法

  • キャンプ場での揚げ物マナー
  • 少ない油でも安心の揚げ方
  • メスティンで揚げ物をするときの注意点
  • シングルバーナーで揚げ物をする方法
  • 炭火で揚げ物をするコツ
  • 冷凍唐揚げのキャンプ利用法
  • キャンプでの揚げ物の人気レシピ
  • キャンプ用揚げ物COOK 100均グッズ
  • まとめ:キャンプ場での揚げ物は本当に危険なの!?

キャンプ場での揚げ物マナー

他のキャンパーへの配慮から、以下の点に気を付けましょう。

  • 風下の場所で調理を行う
  • 深夜の調理は控えめにする

匂いや音が他のキャンパーの迷惑にならないよう、調理時間や場所、作法にも配慮が必要です。

少ない油でも安心の揚げ方

少量の油でも安全に揚げるコツは以下の通りです。

  • 鍋を油で半分弱ほど入れるのが適量
  • 温度計で180°C前後をキープする
  • 薄切りの食材を少量ずつゆっくり入れる
  • 仕上がり目前で弱火にして余熱で完成させる

油温の変動が生じにくいガスコンロを使用し、温度と火力に注意すれば十分おいしく揚げられます。

メスティンで揚げ物をするときの注意点

メスティンは軽量でコンパクトなので、キャンプなどのアウトドアで揚げ物を作るのに便利なクッカーです。しかし、メスティンで揚げ物をする際には、次のような注意点があります。

注意点

1. 油の温度管理を十分に行う

メスティンは熱伝導性が高く、瞬時に高温になる傾向があります。油の温度が上がりすぎると発火の危険があるため、ガスバーナーの火力調節や油温計の使用で温度管理を怠らないようにしましょう。

2. 深いメスティンを使う

唐揚げなど厚みのある食材の場合、油が飛び散りやすくなります。可能な限り深いメスティンを使うことで、油の跳ね返りを抑えましょう。

3. 風を避けて調理する

屋外では風で油温が不安定になりやすいので、風を避けた場所で調理しましょう。テント内での調理もリスクが高いため、十分な換気を心がける必要があります。

4. 安定した場所で調理する

五徳等に安定して載せ、調理中の揺れや転倒を防ぎましょう。熱い油がこぼれると大けがをする可能性があります。

メスティンでの揚げ物は便利ですが、油の飛散や引火のリスクがあります。
上記の注意点を守ることで、安全に揚げ物を楽しむことができるでしょう。

シングルバーナーで揚げ物をする方法

シングルバーナーで揚げ物をする際のコツは以下の通りです。

  • 風除けの効果がある五徳を使用する
  • 少量の油(100ml程度)を使う
  • 温度計で180°C前後に保つ
  • 薄切りの少量の食材からゆっくり揚げ始める
  • 仕上がり直前に弱火で加熱して完成させる

強風時は火力が不安定になるため、天候にも注意が必要です。

炭火で揚げ物をするコツ

炭火で揚げ物をする際のコツは以下の通りです。

  • 炭が十分に燃えた白灰が覆った状態で使用
  • 鍋の位置を調整しながら炭の配置を整える
  • 180°C前後で推移するよう火力を調整
  • 食材は小分けにして少量ずつ入れる

炭の配置を調整するなどして炎の強弱を使い分け、ゆっくりと油温が上がるよう調理します。

冷凍唐揚げのキャンプ利用法

冷凍唐揚げのキャンプでの調理法は以下の通りです。

  • クーラーボックスで運搬し、保存と保冷の両方の目的に利用
  • 解凍後、180°Cの油で2~3分程度揚げる
  • 揚げ油は固めるか戻して処理する

下処理の手間が省けるほか、解凍液を利用して調味料に再利用できる利点もあります。

キャンプでの揚げ物の人気レシピ

キャンプで人気の揚げ物レシピは以下の通りです。

おすすめレシピ

  • カレーチキンナゲット:マイルドな子供向けメニュー
  • 山菜天ぷら:クセのない自然な味わいが好評
  • 揚げピザ:ナポリタンソースを掛ければイタリアンに
  • から揚げ:鳥胸肉に塩コショをして衣をつけるだけ
  • 冷凍エビフライ:解凍してそのまま揚げればOK
  • ポテト:ジャガイモを切って揚げるだけ(塩やケチャップをつけて食べる)

子供向けやビールのおつまみにぴったりなメニューが揃っています。

キャンプ用揚げ物COOK 100均グッズ

100均ショップの揚げ物調理に便利なアイテムは以下の通りです。

100均おすすめアイテム
  • キッチンペーパー:余分な油を吸収するのに重宝
  • トング:衛生的でコンパクトで持ち運び可能
  • 割り箸:適温の目安になるので必需アイテム
  • 小型べちゃ網:大型よりコンパクトで持ち運びしやすい
  • アルミホイル:油の飛び散りを防ぐカバーとして、また調理器具の汚れ防止に使えます。
  • 調理用温度計:正確な油温の管理に役立ちます。
  • フードカバー:食材や揚げたての料理を虫やホコリから守ります。
  • ミニバット:揚げた食材の一時置きに便利です。

コストパフォーマンスが高く、軽量なものが揃っているためおすすめです。

まとめ:キャンプ場での揚げ物は本当に危険なの!?

キャンプ場での揚げ物は、高温の油を使うことから一定の危険性が避けられません。
ただし、ガスコンロの使用や風除けの設置、適切な調理器具の選択といった安全対策を取ることで、ある程度の危険性は回避できます。

特に油の温度管理が難しいため、温度計の使用は必須と言えます。鍋の選択も火力調整のしやすさなど、安全な調理を考慮して選ぶ必要があります。

また、消火器などの携帯、使用する油量の抑制、他のキャンパーへの配慮など、総合的な注意が欠かせません。
手順を守ればキャンプでも揚げ物は楽しめますが、油火を扱う以上常に危険性はあることを忘れてはいけません。

安全対策を徹底し、周囲へも配慮しながら、注意深くキャンプの揚げ物をお楽しみください。

この記事のまとめ

・ キャンプ場で揚げ物をする際は、細心の注意が必要である
・ 油が高温になりやすいため、調理ミスが引火の危険を高める
・ ガスコンロや野外調理である程度の安全性は担保できる
・ 焚き火では油温管理が困難である
・ テント内では油煙が充満しやすく危険である
・ 強風時は油温管理が難しくなる
・ アルミ鍋は熱伝導が早く、温度管理が難しい
・ 蓋をすると油温が急上昇し危険である
・ スキレットは温度管理が難しいが経済的である
・ 消火器や防炎シート等の準備が必要である
・ ガスコンロ、深めの鍋、温度計が必要である
・ 油の処理は適切に行う必要がある

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